2007-10-17から1日間の記事一覧

『闇が落ちる前に、もう一度』(山本弘)

表題作の「闇が落ちる前に、もう一度」他、「屋上にいるもの」「時分割の地獄」「夜の顔」「審判の日」、全部で5編を収録。 一番気に入ったのは、やっぱり「時分割の地獄」かなあ。AIの論理的"心情"を上手く書いてると思います。『アイの物語』へ続くプレ・…

『ティンクルセイバーNOVA 03』(藤枝雅)

第三のセイバー、稜ちゃんが来ましたよっと。 はやなが暢気でちっちゃな先輩と、さつきが大和撫子で背が高い後輩という対比とすれば、稜ちゃんはどんなポジションか。属性で分類するなら、我が道を行くクール系、ただし一番小柄で素早い陸上部の極星。クール…

『カタリベ』(石川雅之)

この作者さんも引き出し多いなあ。もやしもんアニメ化おめでとうございます。 動乱の海で倭寇や海賊や、巻き込まれる沿岸の人々や、そんな海洋伝奇冒険活劇。一片の容赦も無い襲撃と惨殺シーン、悩める主人公のせいでどんどん死んでいく仲間、裏切り、ひっか…

『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト3』(田中天/F.E.A.R.)

演出タイプのTRPGなら、教科書として使えますね。最後も良い締め方でした。特に言うべき箇所も無い。様式美。完成度が高いと、なんと感想を書きにくいことか(笑) しかし、シナリオ進行の流れはお約束としても、ここまでの掛け合いとなると一朝一夕のプレイ…

『少年サンデー公式ガイド ハヤテのごとく!』(畑健二郎)

あーあ、買っちゃった。マボロシのコミックス未収録読みきり(2004年2月18日のサンデー掲載)が読みたくて。つい。でもやっぱり「首が回らねえんだ!」は修正後だった、当たり前だけど(笑)。でも黒いマリアさんが見れただけでも満足です(笑) あと見所と…

『らいか・デイズ 6』(むんこ)

ハートフル4コマ最新刊。 バレンタインと、先生の結婚話がメインかな。竹田のプチ家出とか、可愛いものです。捨て台詞が「カレーあっためて! サラダは冷蔵庫!」だもんなあ(笑) 同作者さんの『だって愛してる』とのコラボもあります。そっか、同じ町内の…

『黒博物館 スプリンガルド』(藤田和日郎)

この作者さんで面白くならないわけが無い。二重否定。 霧深き19世紀の倫敦を大混乱に陥れた都市伝説"バネ足ジャック"。ひたすら人々を脅かしては驚異のジャンプ力で飛び跳ねて姿を消していたジャック。忽然とその活動を止めてから3年後、再びジャックが帰っ…

『その向こうの向こう側 05』(渡辺祥智)

途中抜かしてたから、筋を完全に覚えていない。"願いを叶える花"ことアマランザインのキアラとファンタジー世界オーリオールで旅を続ける、現実から迷い込んだ九堂二葉(フタバ)、で良かったかな? 呪われた双子の王子ヴィリッドとヴィリッドの対決と顛末は…

『ユーベルブラット 6』(塩野干支郎次)

ケインツェルが死後にどう復活したか、その片鱗が読み取れる展開でした。アトが眷属化してますしね(笑)。すると、彼がどうやってこの力を手に入れたか……もっと背後に操り主がいるのかな? 考えすぎかな? 復讐相手の七英雄は、ほんとロクでもないですな。…

『海の御先』(文月晃)

あの『藍より青し』の作者さん。今度の舞台は南海の孤島ですか。「御先」=「御崎」=「岬」で、現世と幽世の境を表す言葉。そういや『NIGHT HEAD』にもあったっけ。で、「奥津島」ときたから、それだけで買ってしまった(笑)『ハイドゥナン』を思わせます…

『サイコロジカル』『ヒトクイマジカル』(西尾維新)

これも激しく今さらですが。クビツリまで読んで放置してたのが気持ち悪くなって、ストーリー全浚いを目指して読んでいるだけという感じが強い。そして、ああやっぱりこの子はこうなる運命だったのか。知っていたけど、残念だなあ。もっと終盤までいーちゃん…

『刀語 第九話 王刀・鋸』『刀語 第十話 誠刀・銓』(西尾維新)

二人の刀集めも佳境入り。というか、刀自体の価値はもう哲学的解釈の領域に突入しているので、話としてはそれだけのこと。西尾維新ワールドを楽しめる人じゃないと、難しいかな。手に汗握るチャンバラとか、既にありえませんので。真庭忍軍が一番割を食って…

『明日はなんとかなると思う馬鹿者。今日でさえ遅すぎるのだ。賢者はもう昨日済ましている』(クーリー)

とにかく何でも早いうちに済ませとけっていう格言、多いですね。 私にはぴったりだ。 とりあえず、読んだ漫画とラノベの感想も山積みだし、秋アニメも見てないの多いし、まだ瀬戸嫁やハヤテのDVDも見てないし、それをいうならsolaも灰羽もですが。中世ヨーロ…