『刀語 第九話 王刀・鋸』『刀語 第十話 誠刀・銓』(西尾維新)

二人の刀集めも佳境入り。というか、刀自体の価値はもう哲学的解釈の領域に突入しているので、話としてはそれだけのこと。西尾維新ワールドを楽しめる人じゃないと、難しいかな。手に汗握るチャンバラとか、既にありえませんので。真庭忍軍が一番割を食ってるかも。いよいよ、次ぐらいで全滅かもしれませんな。第十話で最後に出てきた子ぐらいは生き残るかもですが。そんな甘くはないか。さてさて、残す二話で片がつくのか。間違った歴史とやらはどうなるのか。最終話の相手は誰なのか。あっちの彼女かな、それとも、こっちの彼女かな。幕の引き方であっと言うことになればよいですが。