ノエイン もうひとりの君へ
□ノエイン もうひとりの君へ|公式サイト
http://www.noein.jp/
■Story
http://www.noein.jp/about/story.html
キャッチコピーは、「僕の大切な人を奪いに来たのは、僕だった」。
物語のジャンルとしては、並行世界ものになるのでしょうか。
舞台は、現代の函館。
主人公である12歳の少女ハルカは、友人たちと小学生最後の夏休みを過していました。気がかりは、受験勉強ばかりで落ち込んでいる幼なじみのユウのこと。「家出するなら、一緒に行ってあげるよ」と伝えるハルカ。
そんなとき、函館に青い雪が舞い、黒いマントを羽織った謎の男「カラス」が、彼女の前に現れます。そしてハルカの首には不思議な環が淡く輝きはじめ……カラスは『龍のトルク』だと告げてハルカに迫り、ユウはそれを防いでハルカを守ろうとするのですが。
カラスたちは"ラクリマ時空界"から彼らの時空を救う鍵となる『龍のトルク』を捕獲しにやってきたのでした。そして"ラクリマ時空界"は現在から15年後の可能性としての世界。「カラス」の正体は、15年後のユウだったのです。
時空を超えた物語を描いてみせた、SFファンタジー/セカイ系のアニメでした。
多世界解釈や量子力学をベースにしていますが、そんなことは全然知らなくても楽しめますし、ラクリマの科学力はもはや魔法の域に達していますので。(笑)
注目すべきは、動きまくる作画の良さ。並のアニメ以上に枚数をつぎ込んで、恐ろしいクオリティでキャラクターが動きます。疾走しながら行われるバトルの躍動感は、ただただ凝視せずにはいられない。キャラクターの作画自体はまれに不安定になりますが、そんなことは全く気になりません。第2話と第7話だけが少しだけ萌え画風になってますが、あとは一緒です。
最初の4話までは助走ですが伏線がいっぱい。第5話から物語が動きはじめます。さらに中盤からは展開から眼が離せなくなり、ラスト付近では感嘆するのみでした。
キャラクターも、脇役の一人一人までが十分に立っていていい味を出しています。ハルカやユウの親友であるアイやミホやイサミも分かりやすい良キャラですし、ラクリマ側ではカラスもフクロウもいい。しかし特に、アトリとトビが素晴らしかった。実際に現在の函館を救ったのはアトリとトビといって過言ではないですからね。ちなみに、トビの声優はハヤテ役の白石涼子さんでした。
音楽も傑出してます。
□ノエイン -noein- もうひとりの君へ OP Audio-320kbps
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1119487
□ノエインOP
http://jp.youtube.com/watch?v=KauYsO5mR7M
「Idea」。いずれもfullバージョンで、2番歌詞には編集映像が付いています。
youtube版の方には歌詞が入っているので良いかも。
□ノエイン もうひとりの君へ ED 『夜明けの足音』 高音質Ver.
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1112037
□ノエイン もうひとりの君へ ED 「夜明けの足音」
http://jp.youtube.com/watch?v=UPHYNmiLHUs
EDもついでに。ニコニコの方はfullバージョンです。
とりあえず、こんなところで。