省みて

後ろを向けば、見たくも無い残骸が散らばっている。しかし、目を伏せてはいけない。それはお前が為して来た全ての結果なのだから。過去に蓋をせず、始末を己の手でつけるより仕方ない。さあ、立て。一歩ずつでも始めるのだ。


……そろそろ部屋を片付けようか。


うん。そうだね。


語り手=自分、聞き手=自分の、脳内演説終了。