ヒビキのマホウ

ヒビキのマホウ (1) (角川コミックス・エース (KCA87-5))

ヒビキのマホウ (1) (角川コミックス・エース (KCA87-5))

人里離れた森のマホウ研究室に、一人の見習い少女がいました。名をヒビキ。まだマホウが使えないヒビキが得意なのは、美味しいお茶を入れる事。

いきなり冒頭から師匠シロツキを失い、マホウ学院で教師として働くヒビキは、問題児のアヒト、ホモンクルスのシイちゃんと心でふれ合っていきます。マホウが代償を必要とするゆえ、生み出される悲劇。それでも、一緒に前を向いて生きることを、ヒビキは選ぼうとします。ひたむきに。それが彼女の目指すマホウ。2巻のメロンパン悪魔の話が、一番分かりやすい例ですかね。何物も失わないマホウ、それが今後のヒビキの目標となることでしょう。
外伝は、師匠シロツキの過去話(1巻)と、シロツキとヒビキの出会い(2巻)となっています。
科学とマホウが共存する世界の、ファンタジック・ハートフルストーリー。AIRCLANNADシナリオライター、Keyの麻枝准・原作です。