アリアンロッドリプレイ

相変わらず、きくたけはゲームマスターとして抜群のうまさ。
笑いを取りに行くエンターテイナー性だけでなく、シナリオ管理能力も一級品。アリアンロッドのシステム(例えばシーンを切るとか)は重要な問題ではない。要は、セッションをゲームとしてコントロールできているかどうか、だ。その点で、きくたけは怠りない。
今回も、お気楽極楽なルージュ一行が抱腹絶倒の道中を繰り広げる……と思ったらあにはからんや。……予想もつかぬ結末が待ち受けていた。ノエルのプレイヤーさんにも、これは重くのしかかっただろう。こういうことが起きるからTRPGなんだよねえ。さて、この先どうなるやら。
劣化したSNEのSWリプレイとは違い、確かなゲーム性を感じる。私が一番注目しているリプレイだ。


もう一冊。

こっちはGM久保田悠羅で、ファンタジー学園物。プレイヤーは声優さん2名と、Oはた、きくたけの豪華メンバー。何が凄いって、きくたけがOはたをぶっちぎりの下僕キャラと化している*1事か。
入学試験のダンジョンを導入とし、後はヒロインに絡めた設定を生かしたハートフルなキャンペーン。散々きくたけが使い倒したギミックだが、まだまだヴァリエーションはあるのだねえ。最後はきれいにまとめて幕。

*1:OはたさんのPCは三下キャラで有名。ex.ベネット