AIの要素技術;表現型としての音声

やれやれ。なぜ一部の人々(私含む)はミクに惚れ込むのかをネタにして、心の理論とか、統語論と意味論とか、AIの話にもってこうと思ったのに時間が足りませんでした。まあ、この話はまた次回ということで。
最後に、体の力が抜ける懐かしい動画を紹介して締めたいと思います。


□カンフーレディー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1180436


それにしても、ワンカップPの引き出しの多さには呆れるしかありません。(笑)
イーアルサンスー、ウーリューチーパー。


さて、アニメチェックでもするか。

もしOP・EDがついたなら

今のところ妄想でしかない初音ミク映像化計画ですが、もし実現するなら……という願望の元で、ニコニコの皆さんはOP・EDの選曲を考えているようで。私的にも候補を3曲ずつ選んでみました。

OP候補

□【初音ミク】恋スルVOC@LOID(修正版)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1050729
http://jp.youtube.com/watch?v=Emt20uQzyuU


これは、もう原点ですね。ふわふわシナモンさんが先鞭をつけた、初音ミク"視点"は以後のスタンダード・ミクの方向性を決めたといえます。ミクにキャラクターを求めた黎明期の空気にぴったり合ったといいますか。もちろん、歌詞の内容に初音ミク調律の大変さをうまく取り込み、遊びからシリアスまでしっかと歌い上げた名曲です。私が一番手に推すのはこれしかありません。


□【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1097445
http://jp.youtube.com/watch?v=gx_9OLknPt8&NR=1


(↓動画付バージョン)
□[MAD?PV?]みっくみく♪な動画を作成してみた[初音ミク]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1149081
http://jp.youtube.com/watch?v=s_FX_9MFl1E


(↓3D動画詰め合わせ)
初音ミクちゃんの2.5次元へようこそ
http://jp.youtube.com/watch?v=vFCYgJNkpQ8


そして、もはや初音ミクの代表曲となったコレ。軽快なテンポとノリで親しまれ、既にニコニコでは110万回再生を突破した人気No.1ですが、実は私個人としてはあまり好みではありません。OPにするには歌詞の味が薄すぎるんですよ。しかし「恋スル〜」「Packaged」の次に適切なOP曲は、なかなか該当するものがないんですよね〜。
あ、動画付バージョン、3D動画詰め合わせは、それぞれ一見の価値ありですよ。


初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれました「Packaged」 Full Ver.
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1136355
http://jp.youtube.com/watch?v=QFqvF9XpbaM


ある意味、初音ミクっぽさを最大に強調した名曲です。この高音域はミクにしか歌えません。オートチューン修正も未来派ですねえ。世界に響かせる歌声というテーマを歌詞の中軸にすえたテクノな歌詞も深く、初音ミクのテーマソングとしてOP曲に採用できます。文句ありません。

ED候補

□あなたの歌姫/初音ミク_fullver.
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1085336
http://jp.youtube.com/watch?v=Duy4ancz4G4


ピアノの旋律が美しい、まさに初音ミクEDのために生まれてきたような名曲。シンプルでお約束な歌詞ほど、訴求力が高いものです。涙腺刺激しまくり。「ハヤテのごとく!」の作者さんである畑先生も賞賛してました(笑)。


□celluloid (Full)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1204327
http://jp.youtube.com/watch?v=StIc3YmP3xQ


あまり初音ミク視点とは言いにくく、歌詞もやや難しめですが、落ち着いた雰囲気の曲調は独自のPV画像とあいまって秋の気配を思わせ、とても良いです。なんだかクリプトン社長のお気に入りだそうですよ(笑)。


初音ミクオリジナル曲 「ハジメテノオト(Fullバージョン)」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1274898
http://jp.youtube.com/watch?v=QAoJ9timeHU


現時点で、初音ミクオリジナル曲での最強ランカー。センスの良い背景選択もさりながら、初音ミクの名前に着目してそこから紡ぎ上げた歌詞が、時の流れと変わらないものという普遍的テーマに結びついているのが巧い。メロディアスな曲調と、ちょい下手なミクの発声が絶妙のハーモニー。
通常EDを「あなたの歌姫」として、最終回のラストEDを「ハジメテノオト」にすると感動的かも。すごい贅沢な曲の使い方ですが。

Google/Yahooイメージ検索で画像が消えた? 消された?

何やら、初音ミクの画像がGoogleやYahooで見られなくなっているとか騒ぎが起きているようです。Yahoo画像検索なんて、1件もヒットしなくなっているので笑っちゃいました。
個人的には、単なるバグだと思いますけどね。現段階で、Googleなどがまだまだマイナーな初音ミクを叩くメリットがよく分かりませんし。Wikipedia記事の話は別件でしたしね。陰謀論チックに考えるなら、むしろGoogle・Yahooに対するアンチ工作でしょうけど。そんな手間かかること普通しないんじゃないかな……。
ま、この件については時が解決するでしょうし、複数の検索エンジンを併用する重要性を改めて確認したってことでいいんじゃないですか。

本日の紹介曲

□俺専用初音ミクBGM_(Release Candidate2)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1289398 


【曲目一覧】 00:00 めぐる季節 03:30 やさしさに包まれたなら 06:30 まいご 10:25 風の通り道  13:37 もののけ姫
これは、聞ける人には是非聞いて欲しい! 合唱が好きな人にオススメ。
ジブリの「魔女の宅急便」「となりのトトロ」「もののけ姫」のカバー詰め合わせですが、特に最初の3曲は「これ……本当に機械音声?」と疑問を口に出しちゃうほどのクオリティ。初音ミクの合唱で鳥肌を立てる日が来るとは思いませんでした。街角で流れていたら足を止めて聞き惚れてしまいそう。
惜しむらくは、ジブリ関連なのですぐに消されてしまいそう、ってところでしょうか……。


初音ミクオリジナル曲 「ハジメテノオト(Fullバージョン)」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1274898
http://jp.youtube.com/watch?v=kOxrATZ1T7Y


素晴らしい出来のオリジナル曲。歌詞も曲も秀逸で、そのまま「みんなのうた」で流れてても違和感ないぐらい。原点に立ち返ることを教えてくれます。初音ミクが映像化されるとしたら、オーラスのグランドEDとして使えるクラスの楽曲でしょう。ややボーカルが弱いけれど、それ以外には言うところなし。本当の名曲といって過言ではありません。


□【初音ミク】 オリジナル曲 「タイムリミット」 (製品版)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1241072
http://jp.youtube.com/watch?v=FcsdhVrEeoE


07'DTMマガジン11月号についてくる初音ミク体験版のイメージソング、だそうです。10日間の使用制限(タイムリミット)を逆手にとって切なく歌い上げるメロディー。てか、体験版のイメージソングって史上初の試みでわ(笑)。歌詞と曲が反則的なまでに高レベルの販促効果をあげていますね。すでに市場のDTMマガジン11月号は1000人以上が購入してますし……どれだけ熱気が続くのでしょうか。


□【初音ミク】Dreaming Leaf -ユメミルコトノハ-
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1235385
http://jp.youtube.com/watch?v=eCoqoY7FHNs


ふわふわシナモン様〜! OSTER_projectは絶好調ですね。こんな名曲が伸び悩むとは、なんと熾烈な競争か……。以前に作っておられた曲に遠距離恋愛をテーマとした歌詞をつけてミクカバーしたもので、いつかやってくれると信じていました。ご友人の手になる一枚絵も凄く素敵ですね。どこかへ飛んでいけそう。


□【初音ミク】猫になって歌います。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1281204
http://jp.youtube.com/watch?v=dW7oBxx2VkA


同じくふわふわシナモン様で、2112年ドラえもん誕生の挿入歌「愛しのニャーオ」をミクカバー。猫化した初音ミクならぬ初音ミケの絵に即萌え死する人多数。猫にネギを与えないで下さい、というネタも入ってますし(笑)


□もっと歌わせて2107
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1292763


ワPことワンカップPの最新曲。トップクラスの作者さんは、他のミクマスターとは別路線を歩んでいますね。5拍子って難しいんじゃないですか、それでもって心に沁みる良曲をプロデュースできる腕があるとは羨ましい。今から100年後のミク、一つの可能性として。ロボっぽい歌い方が琴線に触れます。